うちの子の思い出。

お姉ちゃんちのカレンダーを作ったついでに、同じテンプレートでうちのカレンダーも作ってみました。



今年は4匹そろった最後の年。2匹に減っちゃった最初の年。



いなくなったババどももいっぱい。



うんちんぐスタイルとか超シツレイ。



このババどももういないんだな、



ってのを1年かけて噛みしめるのだ。

臭いか臭くないか、それがだいじ(こんな飼い主でごめんよ)。

末、もうくさくなーーーーい。



みてよこのどや顔。
でもそこけっこうだいじ。
末にとっては痛いのがたいへん。
飼い主にとっては臭いのがたいへん。
パクッと指を咥えられて、怖い物見たさ、もとい臭い物嗅ぎたさで自分の指の臭いを嗅いで「くさっ!!」と悶絶するのが常でした。
ずっと長いこと末の口内炎に悩み、サプリというサプリを買い求めて右往左往試行錯誤さんざっぱら散財した日々がようやく終わろうとしています。

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ちっちゃい歯はちっちゃいまま。
大きい歯は2つに割って、犬歯以外の臼歯全抜歯、手術と2泊3日の入院を経て末が無事に退院してきました。

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※先生のご協力を得て撮影していただきました。

いや、無事じゃない笑。
入院中に末は野生へと回帰し、退院の際に飼い主は入院室へ「ごあんなーい」されました。
野獣と化していて入院ケージから出せません。飼い主さんなんとかしてください。

そうだった。末は避妊手術の時も野獣と化したのだった。

バスタオルお借りしてまるっと来るんで引っ張り出しましたよ。
ケージの中で暴れたらしく、足の爪が1本なくなってましたよ。
ノラかおまえは。


以下【微グロ注意】クリックしたら【激グロ注意】










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※先生のご協力を得て撮影していただきました。

麻酔をかけてはじめて末の口の中の状態が分かりました。
歯垢も酷いですが、奥のほうの歯茎が真っ赤です。さぞかし痛かっただろうことは想像に難くありません。
口の中を見せてくれない、口元を触らせてくれないのもむべなるかな、です。

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※先生のご協力を得て撮影していただきました。

スッポンスッポン抜いていただいて、入院中からご飯を食べ始めて、一週間経った今はほとんど痛みもなくなったようです。

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末、お口開けて。

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むむむ。なかなかアクビしてくれないのでうまいこと撮れません。
でも唇むにゅっと引っ張ったりできるので、歯茎の腫れもかなり改善されているのでしょう。

何年間も毎日毎日、末がいやがるサプリ塗ったり飲ませたり。
「なんか昨日よりいいような気がする」「もしかして赤みひいた?」「痛がる回数が減ってるかも」
かもかもかもしれないしれないしれない気がする気がする気がする病。
ずっと患ってたなあ私。

末、待たせてごめん。

少しでも。

術前までちょっとでも腫れひくように、って



親心はさ



全く無用なんだってさ。



サプリの準備始めたとたん、ぶっ飛んでくよ。

もしかしたら、という覚悟ふたたび。

たぬと女王様を立て続けに失い、さすがにまだ立ち直れません。
コメントで温かいお言葉くださった方々には感謝申し上げます。個別にお返事できなくてすみません。まだ役立たずな飼い主です。

その役立たずな飼い主がさらに役立たずな現状で、おそらく正しい判断ができないんだと思います。
でも「正しい判断ができていない」と理解している上ですることですので、後悔はしない、いやむしろ妙に高揚していて「残された子たちを守らなければ」と気ばかり焦っている今やらなければずっとできない、とも思うのです。

末、今週末に抜歯手術します。おそらく全抜歯になります。


※もうなんかね、唇まで腫れてるかんじ。絶対に見せてくれないこの奥のほうがおそらくすごいことになってます。

乳歯のころから歯磨きさせてくれるいい子でした。それが2~3歳の頃から歯ブラシに血が付くようになり、奥歯をちゃんと磨けなくなり、どんどん歯垢が溜まり歯肉炎になり、痛みで逃げ回るようになり、歯を大切にするための習慣は結局長続きしませんでした。
カリカリはほとんど丸呑みしています。ときどきうっかりカリッと噛んじゃって、痛みでご飯吐き出しながら走り出します。
口臭がきつくなって歯茎が赤く腫れ、改善のためにいろんなサプリやらデンタルケア品を試しました。
ほんとにいろいろ試しました。それはすべて(完全にとは言わないけれど)無駄でした。

一時はよくなった? 昨日よりはマシ? でも気のせい? やっぱり痛い?
末を気遣うことは、末に苦痛を与えることでした。口元を触られるのもイヤなのにムリヤリ薬飲ませられたり何か塗られたり。
私がお手入れの準備を始めると決まってキャットウォークの上に逃げました。

私も疲れたし、末ももう嫌気がさしていると思います。
そしてようやく気づいたんです。家でも病院でも頑なに口を開かないのは、私のお節介がイヤなせいもあるけれど、ほんとに口の中が痛いんだなあって。

すべての猫が口内炎になるわけではありません。実際ばんは3歳になった今でも口臭まったくなし、キレイな歯をしています。女王様もちょっと臭ったけど歯茎が腫れたことは一度もありませんでした。たぬはまあ、カリシとか色々持っていたから、そのせいで鼻ぐしゅぐしゅになったり口内炎になったりしてました。個体差あります。末はとてもお口の弱い子で、上のちっちゃい前歯2本はすでに抜けてしまっています。

全身麻酔での抜歯にはいろいろな意見があると思います。予後は必ずしも保証されたものではありません。
でも、抗生剤やステロイドを試した後では抜歯予後はもっと悪くなるのです。抜歯は「最終手段」ではなく「ファーストチョイス」なのです。
末はまだ若く、これから最低10年は生きてもらわなきゃならない。その猫生を薬漬けにするわけにはいきません。
腎臓やられます。肝臓やられます。到底長生きできません。
余生数年の老猫ならステロイド注射ブスッと一発その場しのぎで炎症を抑えます。実際たぬも何度かステロイドのお世話になりました。
でも薬で抑えても必ず再発するのです。そして薬を打てば打つほど効果は薄れ、内臓に負担がかかります。
末がまだ若いからこそ、抜歯という選択をしたのです。

手術を決めた今でもサプリは続けています。根治はまず望めませんが、たまには何かの拍子に効いて炎症が少し治まったりします。手術前にはできるだけ歯茎の腫れがひいたほうがいいかな、と思って、いやがる末を追っかけていろいろやってます。

抜歯後は顔も腫れるでしょう。ご飯が食べられるようになるかも分からない。
一見、虫歯でもない健康な歯を、歯茎を切開してまで抜歯するということがどんなに大変なのか、末にとってどれだけ苦痛なのか、想像だにできません。
でも、追いかけるストレス、追いかけられるストレスからお互い解放されるために、申し訳ないけれど手術を受けてもらうことに決めました。

末には今、毎日「ごめんね」と謝ってます。勝手に歯をなくしちゃうのごめんね、って謝ってます。
できれば末本人に聞きたい。まずは「ほんとに痛いの?」って聞きたい。「痛いんなら抜く?」って聞きたい。
でも聞けない。答えももらえない。

飼い主のくせに、ほんと不甲斐ないなあ。

女王様は最後まで女王様。

 慢性腎不全と診断されて2年あまり。17歳の誕生日を迎えた直後の2017年8月30日15:00頃、女王様が旅立たれました。


※最後の寝顔です。

 7月21日から食欲がなくなり、7月23日からは2日に一度だった点滴が毎日になり、量も増えました。
 食欲は最後まで復活せず、食べてもせいぜいウエット1口2口なので、どんどん痩せていきました。
 8月12日からは完全食欲廃絶で、気が向いて何か口にしても身体が受け付けず吐き戻してしまうので、もう食べてもらうのは諦めました。

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※オムツはSSSサイズ。

「末期腎不全の老猫がまったく食べずに何日保つのか」というのは調べても意外と見つかりませんでした。ほとんどの方が強制給餌やチューブで流動食を与えるなどを試みていました。
 でも女王様は食に興味がないので食べないことに悲壮感はあまりありません。ですから強制給餌はしないと最初から決めていました。結果、脱水防止のリンゲル液の点滴だけで18日保ちました。ほとんど食べなくなってからは40日です。女王様は身体が小さい分基礎代謝が少なく、長く生きられたのだと思います。
 その間、最初の頃は何度か立派なうんちもしていました。食べていないからもう出すものはないだろうと考えていた最後のほうでは、1週間ほどゲリをしていました。口からは何も入れていないのにどうして下から出るのかな、とちょっと不思議でした。
 女王様はほとんど寝たきりになっても自分でトイレに行こうとしました。ちゃんとトイレの中ではできずに外にお漏らししたり、帰り道が分からなくなったり、帰る途中で力尽きてへたり込んだり、間に合わず行く途中で粗相したり、いろいろありました。でも最後まで絶対に自分でおトイレに行きたがりました。
 なのでトイレに行きたそうなそぶりを見せたら、床に下ろしてあげて行けるところまで歩かせました。よたよたと足下はおぼつかなかったけれど、がんばって自分の足で歩いていました。

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※「2日に1度の点滴」がずっと続くと思っていました。ばかだねえ。

 トイレの手前で立ち止まったら抱っこして運ぶ。トイレからお尻がはみ出していたら場所を修正してあげる。おしっこ出し切った後はお尻を拭いて空便(抱っこ)でお帰りいただく。そんな日々がけっこう長く続きました。
 1時間半に1度。それが女王様の「おちっこ定期便」でした。その間隔がどんどん短くなり、30分20分、ひどい時は10分もしないうちに再びトイレに行きたがるようになり、とうとうオムツをあてることになりました。
 オムツをあてた最初の晩、いつも2階のリビングで一人で寝ていた女王様が階段を転げ落ちるようにして私の寝室までやってきました。翌日からは抱っこして一緒に降りるようにしました。
 数日間、一緒に寝られました。最後の2日間は女王様が盛大に粗相しても大丈夫なように、私のベッドにペットシーツを敷いて一緒に寝ました。

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※気合い入れて花つめすぎ。

 そんな時でもやっぱり、女王様は自分でトイレに行きました。布団から抜け出して廊下を歩き、トイレの前に座り込んでオムツの中におしっこしてました。ちいさな女王様はやっぱりプライドの塊なのでした。
 8月29日の晩から呼吸が弱くなり、朝まで保たないかと心配していたのですが、奇跡的に翌朝「おはよう」の挨拶ができました。
 でもその日のお昼には苦しげな様子になり、その時には一度帰宅して会えたのですが、15:00頃に呼吸が止まり、母が大声で呼びかけると最後に深呼吸して息を引き取ったそうです。
 今日明日にはと覚悟していたので最後の最後に看取れなかったという後悔はありません。逆に妙な達成感に満たされて、涙が出ない自分が不甲斐ないです。

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※たぬと並んでるの不本意かも。

 7月2日にたぬ18歳が逝き、8月30日に女王様17歳が逝き、4匹からいきなり2匹になりました。たぬの病発覚から女王様の死までの怒濤の3ヶ月間、末とばんばんと私の母にはとても迷惑をかけました。
 多くの方に応援していただき、また、お力添えいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。

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 ようやく落ち着いて、今、とても静かです。


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プロフィール

Author:ふぅ
「ふぅ」です。うしろの「ぅ」はちっちゃい「ぅ」です。生まれも育ちも北海道。もともとは主にツイッターでぶつぶつ呟いてましたが、140字制限がもどかしくてこっち来てみました。でも緊急性のあるものは変わらずツイッターで呟きます。アカウントは@nekodasukeです。フォローよろしく。
【猫辞典】は完全オリジナル。自由きままに猫の生態を書き連ねてます。ツイッター発祥なのですべて原則140字以内です。
ブログタイトルの『猫っツラにデコピン!』は略して『ねこぴん』とでも読んでいただければうれしゅうございます。

ではどうぞごゆっくり。

メンバー紹介

元捨て猫、現女王様。名前はふう、通称ふーこ2000年の晩秋、雪が降り始める直前に保護。身体は一番小さいけれど一番の権力者。ある意味我が家は彼女の独裁政権下。超ミニサイズ(ミニというより寸足らず?)のもうすぐ17歳♀。長毛ミックスなんだけど何が混じってるのかは不明。2017年8月30日、2年間の点滴生活を経て威厳を保ちつつ永眠



名前は千明通称ちーこまたは末(すえ)。2009年(たぶん)4月生まれの8歳♀。保健所に持ち込まれた5匹兄弟のうち一番の美人にゃんを拉致して帰ったつもりが、いつの間にか「こいつ実はちん○んあるんじゃねえの?」疑惑を経て我が家のお笑い&破壊担当班長に就任。



本名たぬき通称たぬ。2010年夏、我が家の一員とするため無理やり捕獲した元ノラ猫。ただし最初は外飼い猫だったと思われる。(推定)1999年初夏生まれの18歳♀。種族保存の本能に満ち溢れ、こんな男らしい顔つきのわりに非常にモテていた。2017年7月2日、病気発覚からわずか1ヶ月、ジェットコースターのような怒濤の闘病を経て潔く永眠。



本名ばん通称ばんばん、ばんこ、ババンがバン他。2014年夏、伊達のおまつりにやってきたおばあちゃん思いの男子高校生の通報によりレスキュー。むちゃくちゃ薄汚れていたらしいが捨て猫なのか元ノラなのかは不明。警戒心のかけらもない無防備なおバカさん。ようやく3歳。めんどくさいので推定誕生日はたぬと一緒。


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我が家の常備品

★もう年なので、これを飲まなければ朝起きられません下瞼は重力に負けます毛穴は縦に開きます俗に言うたるみ毛穴っつーやつですわ夜寝る直前に飲むのがコツです朝飲んでも効くのは午後になってからですつまり半日は役立たずっちゅーわけですわvvわたしは365日飲みます毎日飲むので箱買い当然箱買い上等もはや中毒???

★今回はもう、ほんとにコレにお世話になってます。パルボは熱でもアルコールでも死にません。塩素かコレです。塩素は主に洗濯に。バイオチャレンジは主にお掃除に使ってます。ガンガン使ってるのでガンガン減っていきます。お財布痛いですけどしょうがないです……。

★メーカーのみなさま、申し訳ございません。我が家ではこれをうんP一時収納箱として利用させていただいております。抜群の臭い遮蔽率!猫飼いの必需品と考えております。これを使うようになってから、うんP処理がものすごく楽ちんになりました♪

★いろいろ試したけど、我が家ではこれしか使ってくれませんでした……。よく固まってうんこしっこ取るのも楽なんだけど、重たくて運ぶのが大変なのが玉にキズ。なのでほとんど通販で購入。タイミングによって値段の幅がものすごい。

★お猫さまの数だけトイレは必要(ほんとは+1が理想)。我が家はこれ3つを常設。保護猫がいる間はさらに増やします。安いし洗いやすい。ものすごく小さいけど、みんな上手に使ってくれてます。たまにはみ出すヤツもいるけど(笑)。

★お猫さまの便秘を放っておくと、いずれ毎度病院で掻き出してもらわなきゃならなくなると言われました。うちの女王様は病院でこれを勧められて食べ始めたら、とたんに快食快便になりました。うんPの量が3倍くらいになってびっくり。

★週に一度のブラッシングではこれ使ってます。最初は逃げ回るたぬーも、いったん背中にこれを当てられるとふにゃんと腰砕け(笑)。でも角が当たると傷つけかねないので扱いは慎重に。

★新居に引っ越す前に徹底的にテストしました。麻・カーペット・木、そしてこのダンボールの爪とぎを買って来て並べたところ、これ以外には全く興味を示しませんでした。引っ越してからもちゃんとこの爪とぎだけで爪とぎしてくれます。おかげで壁紙破られずに済んでます(笑)。

★2年間使い倒したカメラが壊れたというか壊したというか……。マクロ機能がさらにアップしているらしく、末の鼻の奥までバッチリです。カメラを選ぶときのこだわりは「同じ電池を使える」ということ。電池が同じなら充電器も同じです。コストダウンにつながります。でもだんだん選択肢が少なくなってきた……。写真はゴールドですが私が選んだのはどピンク。カメラは必ずピンクと決めています。女らしさを欠片も持ち合わせていない私の唯一の自己主張かな。ただ単に派手好きという説も(笑)。

★お猫さまのお世話で疲れたお肌もこれさえ塗れば一発で……上がればいいんですけど(笑)。地球の重力に引っ張られて下がるばっかりですが、なんとかがんばって抗ってます。上がれ~~上がれ~~。

★北海道にノミはいないっていう獣医さんもいるけれど、用心のために毎月みんなにつけてます。保健所にいる子を引き出す際にも使うので常に常備してます。うちの母、ノミにもアレルギーなんですわ。ここ、すごい安い……っ。

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