札幌の動物管理センターの件。
まだまだぼっちゃんが若かりし頃、草木・花の芽吹く春の陽気に誘われて裏口から脱走してしまったことがありました。早朝、外での一服を終えて家に入ろうとした父親はまさかドアのすぐ向こうにぼっちゃんが潜んでいるとは知らず、不用心にも一気にドアを開けはなってしまったのです。
難易度高。

末に比べて女王様のアクビショットは撮影の難易度が少々高いです。

末は楽勝なんですが、

女王様は気分も行動も予測推測不可能なため、こんなんだったり、

こんなんなっちゃう事後ショットばかりになってしまいます。

そんな(気)むずかしい女王様ですが、長らく治療中だったカビがずいぶんよくなりました。

ぽやぽやながら毛が生えそろい、末の両耳も「あら、ハゲはどこ?」まで治癒。
もう「カビおんなー!」とか「ハゲー!」とか呼ばわりされるぎゃくたい生活とは無縁になりました。

「わたくしのうつくしさはそんなことくらいではそこなわれないのだわ」
女王様、女王様の美ショットを撮影するのはとてもとてもむつかしいのです───。

さて、女王様と、とばっちりを食らった末のカビはよくなりましたが、残念ながら「ざそう」は絶賛治療継続ちうです。
例によってお手入れしやすいように顎まる刈り。毎度のことながらすっきりとした鋭角に仕上がってます。

顎の毛をそると末の「への字口」度と「むーーーーーーん」度が増すのですが、それもまたご愛敬。

ああ、燦然と輝くだるんだるんな顎。
イ○ナ、わたしはうつくしい……。
これ末の。
たぬ初登頂。

「猫に限って3階建ての我が家」ではありますが、

ここが限界かなーと見上げるだけのたぬー。

「しろくろいの、どうしていつもここにいるのかしら」
と女王様のご不興を買おうとも動じませんでした。

ところがどっこい。
昨日、いきなりの初登頂。振り向いたらこの状態です。

「これはいい隠れ家をみつけた……」
私がいる間はけして降りるまいと固く決心したようです。

末の通行を妨害(しかしこの後、末はたぬを乗り越えて橋を渡っておりてきました。どうやって越えたんだ)。
甘い声で「たぬ、たぬ」とお誘いしても降りてくる気配がありません。

あまりの不動っぷりに、もしや具合でも悪いのでは……と心配した飼い主は、裏技を使ってたぬの下山を促してみました。
youtube「下山」
……やはり私が嫌いなだけなのね……。
このあと、末と女王様の残飯を平らげ、洗ったように器を舐め回してたぬはお山に帰っていきましたとさ。

籠城は続くよどこまでも。
我輩の辞書に不可能という文字はない。


───────たぬ!(だだんだんだだん!)

ついについに

キャットウォークを全制覇。

わしが行けぬ場所などあってはならぬのだ(おうさまの理論)。

そんなたぬーの寝床ですが、普段はこうやってクッション(ハナクソつき)がきちんと収まっているのに、

このところ、いつの間にかひっくり返されたり引っ張り出されたり。悪さをする小人さんが暗躍しておりました。

犯人を突き止めるためにクッションの端に鈴をつけ、「チリン」と音がした瞬間、振り向くとそこにはたぬの姿が……。

もっといい場所みつけたからベッド(ハナクソつき)なんて不要なんだってさ!

【特報!近日公開予定!】
長年にわたるノラ生活で人智の及ばぬ特殊能力を身につけたたぬー。避妊手術もものともせず、春の盛りを迎え、今年もまた新たな命を……(産むわけねぇよ)。
よそさま宅の保護猫(♂ちーん)です。たぬーの元生息地の近くで保護されたから、もしかしたら遠い親戚かもね。
白黒スキーのご予約お待ちしております。